大阪府塗装工業協同組合が「建築塗装技能検定」を実施

 大阪府塗装工業協同組合は、令和6年7月12日(金)に花博記念公園・水の館にて、「建築塗装技能検定」の実技試験を行いました。受検者は、1級、2級合わせて146名で、日頃の塗装作業を通じて培った技能を発揮し試験に挑みました。

 技能検定は、塗装の技能と技能者の社会的地位向上を図ることを目的として、一定の基準に基づく技能を検定し、国が証明する国家検定制度であり、組合が大阪府職業能力開発協会の委託を受けて実施しています。
 当日は、首席検定委員小掠武志理事長の冒頭あいさつの後、大内晋一検定委員(組合技能委員会委員長)等が実技試験の課題と注意事項を説明し、午前10時から各自の作業エリアに移動して、午後3時20分まで各課題に取り組みました。

 課題は、①合成樹脂エマルション系複層塗材塗装作業、②つや有合成樹脂エマルションペイント並びに合成樹脂エマルションペイント塗装作業、③スプレーパターン作成作業の3つで、53名の検定委員が吹付け塗り作業におけるノズルの選択や圧力調整、刷毛やローラーの扱い方、塗膜、調色の状況や作業態度、作業時間等について採点を行いました。

 組合では、8月18日(日)に実施される学科検定試験に向け、8月8日(木)にマイドームおおさか(大阪市中央区本町橋)において「学科試験事前講習会」を開催する予定です。

(写真:実技検定試験風景)

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