遮熱塗装工法

低コストで効果的な省エネ工法「遮熱塗装」

遮熱塗料(高日射反射率塗料)は、太陽光を反射して熱が建物内に入りにくくする塗料です。屋根や外壁に塗ることにより、夏場の室内の温度上昇を抑え、冷房費の節約(省エネ)に高い効果を発揮します。
 環境省が推進する「グリーン購入法」特定調達品目に指定されているほか、環境技術実証事業・ヒートアイランド対策技術分野(建築外皮による空調負荷低減技術)でもその性能が証明されています。戸建て住宅の場合、屋根の表面温度を最大約12℃下げ、室内で約3℃下げる(約15%の節電)効果が期待できます。
 遮熱塗料の施工(遮熱塗装)は組合までお問い合わせください。

遮熱のメカニズム

塗装中の特殊顔料が太陽光を反射し、屋根や外壁の温度上昇を防ぎます。

高日射反射率塗料による建物材質別省エネ効果(一般社団法人日本塗料工業会の資料より)

材質塗装部位断熱材の有無省エネ効果ヒートアイランド対策効果(*1)
コンクリート屋上有り
無し
壁面(*2)有り
無し
金属(*3)屋根有り
無し
壁面(*2)有り
無し
スレート屋根無し
壁面(*2)無し
アスファルト道路など
◎:非常に効果あり ◯:効果あり △:効果小さい

*1 本表はプライベートベネフィットのまとめですが、参考としてヒートアイランド対策効果(パブリックベネフィット)への効果についても同様にまとめました。
*2 壁面の場合は方角等の条件により異なります。
*3 仮設住宅の屋根・壁面には大金属部分(プレコートメタル)が採用されており、大きな効果が期待されます。

施工ギャラリー(クリックで拡大できます)