組合が「塗料と塗装のDX化を考える」座談会を開催
大阪府塗装工業協同組合は、令和6年10月16日(水)に塗料メーカー及び塗料販売店と「塗料と塗装のDX化を考える」をテーマに座談会を開催しました。
座談会には、組合広報委員会の別所副理事長、山口委員長等5名、塗料メーカー4社、塗料販売店3社が参加し、DX推進の取り組み状況や課題等について意見交換を行いました。
各塗料メーカーでは、DX推進の進捗に差はあるものの、社内(営業部門・工場現場・会計部門等)での取引に係る書類のやり取りや在庫管理、会計管理業務は、業務の効率化を図るため、既にシステム化の導入・活用に取り組まれていますが、社外のDX化は特定の塗料販売店との連携のみとなっているようです。
また、一部の塗料メーカーは、施工者(塗装店)等ユーザーが塗料販売店を通じてスマートフォン等でリアルタイムに発注できるよう独自のシステムを構築していますが、システムの周知不足や色・つやなどバリエーションが多彩で現場で活用しづらいことなどもあり伸び悩んでいるのが現状のようです。
課題としては、システムの維持費やシステムダウン時におけるリスク管理、電話、ファクスによる商慣習が根強く、「システムによる完全化」は難しいとの発言がありました。
組合広報委員からは、今後の人手不足に対応するためにはDX推進が不可欠であると訴えるとともに、施工者(塗装店)等ユーザーが塗料メーカーの壁を超えてどこの塗料でも発注・納品できる「共通プラットホーム」の構築や、保証書の発行、塗料の出荷証明への押印等業務の改善・合理化について問題提起しました。
「システムの共通プラットホーム構想」は、既に日本塗料商業組合の若手組合員組織で検討している旨の発言があり、本座談会においても継続して開催し、「それぞれの立場から意見を出し合って意思疎通を図り、より良い方法をつくり出していきましょう。」との発言があり、1時間半に及ぶ意見交換会を終了しました。
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※DX(Digital Transformation)とは
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することです。
組合広報委員会が「これ知っとく展2024」を取材
組合広報委員会は、令和6年10月17日(木)に大阪市中央区の大阪産業創造館で開催された第17回高機能塗料・塗料商材展示会展示会「これ知っとく展2024」を取材しました。
展示会は日本塗料商業組合近畿ブロックが主催するもので、23社の出展企業が環境配慮形材料や機能性材料、新開発・新商品などが出展されています。
本展示会は平成20年から始まり、当初は出展者である販売事業者の研修等社員育成の場としての位置付けであったが、現在は出展企業と近畿ブロック組合員との需要創造、PR,情報交流の場となって成長・発展しています。
展示会場には、毎回、2百数十社を超える来場者で賑わい、新たなビジネスマッチングを創出する機会となっており、関係者にとって注目の展示会となっています。
「技能グランプリOSAKA」に塗装技能士会から5選手参加
第36回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA、大阪府技能士会連合会主催)が9月28日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで開催されました。
競技は、建築塗装をはじめ、広告美術仕上げ、ガラス施工、印章彫刻、フラワー装飾、畳製作、表装(壁装)、内装仕上げ施工(化粧フイルム)の8つの職種で行われ、塗装の部では、堀雄二(三誠技建工業㈱)、武井星治(㈱ハーテック)、川西望夢(㈱オンテックス)、藤瀬敏明(㈱大装)、木村修也(㈱三木塗装店)の5選手が出場しました。
選手たちは、9時35分から約6時間にわたって課題である①調色(グリーン・ベージュ)、②つや有り合成樹脂エマルションペイント塗装、③額縁仕上げ(可とう形改修用仕上塗材ローラー塗り)に取り組み、日頃、培った「技」を存分に発揮して競い合いました。
なお、年内に開催される「大阪府職業能力開発促進大会」において、選手に知事賞等が授与されます。
大阪府塗装工業協同組合が「建築塗装技能検定」を実施
大阪府塗装工業協同組合は、令和6年7月12日(金)に花博記念公園・水の館にて、「建築塗装技能検定」の実技試験を行いました。受検者は、1級、2級合わせて146名で、日頃の塗装作業を通じて培った技能を発揮し試験に挑みました。
技能検定は、塗装の技能と技能者の社会的地位向上を図ることを目的として、一定の基準に基づく技能を検定し、国が証明する国家検定制度であり、組合が大阪府職業能力開発協会の委託を受けて実施しています。
当日は、首席検定委員小掠武志理事長の冒頭あいさつの後、大内晋一検定委員(組合技能委員会委員長)等が実技試験の課題と注意事項を説明し、午前10時から各自の作業エリアに移動して、午後3時20分まで各課題に取り組みました。
課題は、①合成樹脂エマルション系複層塗材塗装作業、②つや有合成樹脂エマルションペイント並びに合成樹脂エマルションペイント塗装作業、③スプレーパターン作成作業の3つで、53名の検定委員が吹付け塗り作業におけるノズルの選択や圧力調整、刷毛やローラーの扱い方、塗膜、調色の状況や作業態度、作業時間等について採点を行いました。
組合では、8月18日(日)に実施される学科検定試験に向け、8月8日(木)にマイドームおおさか(大阪市中央区本町橋)において「学科試験事前講習会」を開催する予定です。
大阪府塗装工業協同組合総会を開催
大阪府塗装工業協同組合(小掠武志理事長)は、5月28日(火)に大阪市北区のホテル阪急インターナショナルにおいて、「第78回定時総会」を開催しました。
冒頭のあいさつに立った小掠理事長は、「歴史と伝統ある組合の運営に携わり、組織の影響力と存在の大きさを改めて実感ている」と2年を振り返るとともに、業界を取り巻く環境は人材不足や資材価格の上昇による価格転嫁への対応等厳しい状況にあるが、組合員企業が持続的に成長、発展を遂げていくためには、組合組織の原点である相互扶助の精神に立ち返り、共同で課題解決に取り組むことが重要である」と述べました。
総会では、令和5年度の事業、決算報告に関する審議・承認の後、令和6年度の重点施策として需要開発の取り組みや、建築・鋼橋塗装技能検定、社会貢献活動、人材確保、組合・業界の魅力発信等取り組み強化などの議案が審議され、可決承認されました。
引き続き、任期満了に伴う役員選任について原案どおり承認され、直後に開催された第1回理事会において、小掠理事長、田伏代表理事が選任されました。また、新たな副理事長6名が選任されました。
この後、退任役員、及び組合共同経済事業の貢献者に対する感謝状贈呈式があり、小掠理事長から5名の役員、15名の組合員企業等に感謝状と記念品が贈られました。また、「組合員事業所優秀従業員表彰」が行われ、小掠理事長から5名の技能者に表彰状と記念品が贈られ、総会は終了しました。
総会終了後に、大阪府塗装工業協同組合、一般社団法人日本塗装工業会大阪府支部、株式会社大阪塗装会館、大阪塗装技能士会による「4団体合同懇親会」が開催され、行政機関、塗装関係団体、塗料メーカー、関係企業、報道各社等約100名が参加し盛会裡に終了しました。
大阪府塗装工業協同組合が石川県に義援金を贈呈
大阪府塗装工業協同組合(小掠理事長)は、3月6日(火)に石川県知事に対し「能登半島地震災害義援金」100万円を贈呈しました。
組合は1月25日に開催した役員会において、本年1月1日に発生した能登地方を震源とする地震で被災された方々の支援と、地域の一日も早い復旧・復興を願って組会員から義援金を募ることを決めました。
義援金については、2月末までに49社の組合員から応募があり、3月6日(火)に大阪市北区の石川県大阪事務所で贈呈式を行いました。贈呈式では、組合から小掠理事長、松田副理事長(日塗装大阪府支部支部長)が出席し、石川県大阪事務所 山下幸則所長に目録を手渡し、「地震で犠牲になられました方々に謹んでお悔み申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。多くの方々が避難生活を余儀なくされている中、一日も早い復興を願っています。お役立てください」と述べました。
匠が教える「ものづくり教室(西淀中学校)」に塗装技能士会が参加
大阪府塗装技能士会は、一般社団法人大阪府技能士会連合会が大阪府の受託事業として令和6年2月13日(火)に大阪市立西淀中学校で開催した「ものづくり教室」に参加しました。
ものづくり教室には、塗装をはじめ印章、タイル、フラワー装飾、洋服など8つの技能士会、約60名が参加し、塗装技能士会は「黒板塗装体験教室」を実施しました。
「黒板塗装体験教室」には同中学校生徒(1年生)18名が参加し、ローラーによる塗装体験や装飾用 テープを使ったフレームづくりに挑戦して伝言板を制作した。また、テキストを使って塗装の目的や工 具、色の見え方や効果など色彩の基本等について楽しく学んだ。
鋼橋塗装技能検定学科試験対策講習会を開催
大阪府塗装工業協同組合は、2月2日建団連会館において、鋼橋塗装技能検定学科試験の対策講習会を開催し、1級の受験者22名が参加しました。(学科試験は2月4日大阪商業大学にて実施)
講習会は、田中副理事長が冒頭挨拶及び講習の進め方について説明した後、当組合の技能委員会委員が講師になり、重要なポイントを取りまとめた「テキスト」等を使用して講義を行いました。
受講者は、(1)鋼橋の構造と部材名称、素材と特徴、塗料、(2)塗装、塗装管理、塗装系(新設・塗替塗装系)、(3)鋼橋と色彩、(4)塗料及び塗膜の欠陥と対策、素地調整、塗料・塗膜の試験方法、安全・衛生、足場、防護について熱心に受講しました。
講習会では、最後に模擬試験を行い、解答と解説、質疑応答の後、松田副理事長が挨拶をして閉校しました。
組合が鋼橋塗装技能検定実技試験を実施
大阪府塗装工業協同組合は、大阪府職業能力開発協会から委託を受けて、令和6年1月27日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで「鋼橋塗装技能検定(国家資格)実技試験」を実施しました。
本技能検定は、塗装技能の評価と塗装技能者の社会的地位の向上を図るため、「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し国が証明する国家検定制度で、将来の業界を担う若手技能者32名が「検定試験1級」に挑戦しました。
実技検定試験の課題は、①素地調整、②塗料調合、③塗装、④塗膜厚測定の4つの作業で、28名の組合員が検定委員となり採点を行いました。
なお、本実技試験と2月4日(日)に実施される学科試験で基準点を獲得した者が合格者となり、発表は3月8日(金)の予定です。
「近畿地方整備局との意見交換会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、11月15日(月)に大阪市北区の大阪塗料ビル会議室において、近畿地方整備局との意見交換会を開催しました。
冒頭あいさつで小掠理事長は、意見交換会の機会を設けていただいたことに感謝を述べるとともに、組合員から寄せられた業界の現状や課題について、本音のところも含めて率直なご意見を頂戴し、実効ある意見交換会にしたいと述べました。
意見交換会では、先ず、塗装工事が主たる工事については、工事の丸投げや中抜きが生じないよう、総下請次数制限を設けるなどの入札参加要件の見直しを求めました。次に、「建設キャリアアップシステム(CCUS)」について、システム活用状況や自治体の取り組み状況、ゼネコンやそれ以外の事業者の登録や技能者の登録状況、建退共とのデータ連携の進捗状況等課題に関する意見交換を行いました。
続いて、発注者の積算や設計図書に誤りがある事実を訴えるとともに、「誤りによる積算ミスの連鎖」を防ぐため、予定価格・調査基準(最低制限)価格の積算内訳書の早期開示を要望しました。
要望事項に関する質疑応答の後、受注機会の増や塗装技能者の処遇改善、担い手確保策、建退共退職金額の見直し、マイナンバーの活用によるデータ連携の是非、技能者の賃金事情、総合建設事業者への一括発注問題、一人親方の今後、建設業の展望、働き方改革(週休制、日給月給制)の諸課題、中央建設業審議会、及び基本問題小委員会における検討、とりまとめ状況等について活発な意見交換が行われました。
「3団体合同安全大会」を開催
11月20日(月)に、大阪府塗装工業協同組合(小掠理事長)、日本塗装工業会大阪府支部(松田支部長)、大阪府塗装技能士会(川端会長)の3団体共催による「合同安全大会」が大阪市中央区のマイドームおおさかで開催され、36名が参加しました。
冒頭のあいさつで小掠理事長は、友好団体の協力をいただいて合同の安全大会を開催することができた。大会は、多くの組合員経営者が日頃、直面する課題や業界を取り巻く環境変化、法規制への対応などをテーマに実施しており、参加してよかったと実感してもらえることを期待している。」と述べました。
大会では、2つのテーマが設定され、先ず、大阪働き方改革推進支援賃金推進センタ―副センター長(中小企業診断士・社会保険労務士)の昼間康裕氏から、「建設業における2024年問題」をテーマに、時間外労働の規制概要や兼業・副業における労働時間の管理等について講演がありました。
次に、大阪外国人材採用支援センター専門家の鈴木睦美氏から、「外国人材の基礎知識~成功の第一歩と制度解説」をテーマに、特定技能者等の在留資格や受入れ手続き・注意点等について講演がありました。
続いて、昨年度に国の働き方改革関連助成金制度を活用して購入した「壁面等漏水検査機器サーモグラフィカメラ」について、組合員の利活用を促進するため、松田副理事長は会場にカメラと水を含ませた木材を持ち込み、温度の違いが可視化されて画像となるようすを説明するとともに、現場でのカメラの使用感や利便性等について詳しく説明されました。
大会終了後のアンケート結果について、いずれも講演内容が分かりやすかったと回答しており、働き方改革関連では、国の支援について他社の取り組み事例の紹介やホームページ等による助成金の紹介、相談窓口、専門家の派遣等の要望が多くありました。また、外国人材雇用関連では、「外国人材採用支援センター」の専門化相談を希望する組合員が数社あった他、更に受けたいサービスとして、人材の募集方法や採用の試験・面接・基準、トラブルの実例・解決方法、企業や社員の体験談、定着・育成方法などが多くありました。
組合広報委員会が2025年日本国際博覧会協会と意見交換会
組合広報委員会は、令和5年10月23日(月)に日本国際博覧会協会と「大阪・関西万博」の開催に向けた関係工事や、テーマ実現に向けた取り組み事業の進捗等について意見交換を行いました。
まず、博覧会協会からテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とサブテーマの3つのLives(いのちを救う、いのちに力を与える、いのちをつなぐ)の実現に向けた取り組みや、公式参加国、機関の状況、パビリオンの配置等会場レイアウトや工事の進捗状況、未来社会ショーケース事業などについて説明がありました。
その後、交通、物流等インフラ整備の進捗状況やパビリオン等会場建設費用、現場作業者の環境や資材等の移送手段、税負担の縮小、暑さ対策や愛知博覧会との比較など、幅広い分野について活発な意見交換が行われました。更に、組合として「大阪・関西万博」の機運醸成に向け、ポスターやグッズの配布等広報活動に協力することをお約束しました。
組合広報委員会が「これ知っとく展2023」を取材
組合広報委員会は、令和5年11月1日(水)に大阪市中央区の大阪産業創造館で開催された「これ知っとく展2023」を取材しました。
展示会は、日本塗料商業組合近畿ブロックが主催するもので、23社が環境配慮形材料や機能性材料、新開発・新商品などを出展しました。
また、新たな取り組みとして、IT技術を活用しZOOM参加のアバターが展示会ブースを回り、遠隔地から各ブース担当者と商談ができるスタイルの展示会や、生成AI体験コーナーが設置されました。
日本塗料商業組合 大江近畿ブロック長は、平成20年から始めた展示会は、出展者である販売事業者の研修等社員育成の場としての位置付けであったが、現在は出展企業と近畿ブロック組合員との需要創造、PR,情報交流の場となって成長・発展している。
展示会場は、毎回、2百数十社を超える来場者で賑わい、新たなビジネスマッチングを創出する機会としてとらえられるなど年々好評となっており、今後、更に集客数の増に向け展示会の周知・PRに取り組んでいきたいと述べられました。
「技能グランプリOSAKA」に塗装技能士会から5選手参加
第35回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA、大阪府技能士会連合会主催)が9月30日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで開催されました。
競技は、建築塗装をはじめ、ガラス施工、印章彫刻、フラワー装飾、表装(壁装)、内装仕上げ施工(化粧フイルム)の6つの職種で行われ、塗装の部では、清水翔太(日之出塗装工業㈱)、西口嘉織(㈱ハーテック)、鈴木翔平(㈱石渡康三郎塗装店)、大塚将司(㈱タシロ)、善利智行(㈱三木塗装店)の5選手が出場しました。
選手たちは、9時20分から約6時間にわたって課題である①調色(グリーン・ベージュ)、②つや有り合成樹脂エマルションペイント塗装、③額縁仕上げ(厚膜型シックイ仕上塗材 横引模様仕上げに取り組み、日頃、培った「技」を存分に発揮して競い合いました。
なお、11月に開催される「大阪府職業能力開発促進大会」において、選手に知事賞等が授与されます。
「建築塗装技能検定」を実施
組合は、令和5年7月7日(金)に花博記念公園水の館にて、「建築塗装技能検定(国家試験)」の実技試験を行いました。受検者は、1級、2級合わせて165名で、日頃の塗装作業を通じて培った技能を発揮して試験に挑みました。
技能検定は、塗装技能の評価を高め、技能者の社会的地位向上を図ることを目的として「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し国が証明する国家検定制度であり、組合が大阪府職業能力開発協会の委託を受けて実施したものです。
当日は、首席検定委員小掠武志理事長の冒頭あいさつの後、大内晋一検定委員(組合技能委員会委員長)等から実技試験の課題と注意事項などが説明され、午前10時から各自の作業エリアに移動して、午後3時まで①合成樹脂エマルション系複層塗材塗装作業、②つや有合成樹脂エマルションペイント並びに合成樹脂エマルションペイント塗装作業、③スプレーパターン作成作業の各課題に取り組みました。
組合では、8月20日(日)に実施される学科検定試験に向け、8月18日(金)にエル・おおさ か(大阪市中央区北浜)において「学科試験事前講習会」を開催する予定です。
堺市立泉ヶ丘東中学校に銘板を贈呈
大阪府塗装工業協同組合は令和5年3月4日(土)に堺市立泉ヶ丘東中学校(櫻井校長)の校舎の塗装指導を行いました。
当日の参加生徒(24名)全員のお名前を書いた記念銘板を3月22日に川端副理事長と事務局が同校に持参し、贈呈しました。
組合が堺市立泉ヶ丘東中学校で塗装指導
大阪府塗装工業協同組合は令和5年3月4日(土)、堺市立泉ヶ丘東中学校校舎の美化塗装指導を行いました。
美化塗装作業は、卒業を間近に控えた3年生が思い出の深い校舎・廊下をきれいにし、後輩たちに大切に使ってもらおうと企画したもので、組合が大阪青少年環境問題協議会を通じて、泉ヶ丘東中学校(櫻井出校長)から要請を受けて実施しました。
当日は、生徒24名が午前9時に集合し、6つの班に分かれて校舎3階と新棟3階廊下の壁や手すりなどの塗装塗替えを行うこととなり、小掠理事長をはじめ技能委員会委員の10名と大阪塗料商業協同組合や大塚刷毛製造㈱の協力を得て指導を行いました。
塗装作業終了後には、参加した生徒から「塗装のプロに親切に教えてもらって楽しかった。」「きれいになり、貴重な経験ができた。」などの感想が述べられました。
美化塗装終了時には、組合から全生徒に記念品の贈呈を行うとともに、後日、参加した生徒の名前を記した「記念銘板」が贈られることとなりました。
組合が鋼橋塗装技能検定実技試験を実施
大阪府塗装工業協同組合は、大阪府職業能力開発協会から委託を受けて、令和5年2月11日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで「鋼橋塗装技能検定(国家資格)実技試験」を実施しました。
本技能検定は、塗装技能の評価を高め、塗装技能者の社会的地位の向上を図るため、「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し、国が証明する国家検定制度で、42名の受検者が1級の検定試験に挑戦しました。
実技検定試験の課題は、①素地調整、②塗料調合、③塗装、④塗膜厚測定の4つの作業で、25名の組合員が検定委員となり採点を行いました。
なお、合格者は本実技試験と2月5日(日)に実施された学科試験で基準点を獲得した者となり、合格発表は3月10日(金)の予定です。
「鋼橋塗装技能検定学科受検対策講習会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、2月3日にエル大阪(大阪市中央区)において、鋼橋塗装技能検定に向けた学科試験の事前講習会を開催し、1級の受験者27人が受講しました。
講習会は、田中宏和副理事長の冒頭あいさつ後、当組合の技能委員会委員が講師となり、重要なポイントをとりまとめた「テキスト」を使用して講義を行いました。
受講者は、▽鋼橋の構造と部材名称、素材と特徴、塗料▽塗装、塗装管理、新設・塗替塗装系▽塗料および塗膜の欠陥と対策、素地調整、塗料・塗膜の試験方法、安全・衛生、足場・防護等について熱心に受講しました。
講習会では、最後に模擬テストを行い、解答と解説、質疑応答の後、川端誠之副理事長があいさつをして閉講しました。学科試験は2月5日大阪商業大学で実施されます。
「近畿地方整備局との意見交換会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、11月9日(水)に大阪市中央区の建団連会館において、近畿地方整備局との意見交換会を開催しました。
冒頭あいさつで小掠理事長は、意見交換会を設けていただいたことに感謝を述べるとともに「組合員から寄せられた4つのテーマについて、業界の現状や課題を認識していただき、率直なご意見を頂戴して、実効ある意見交換会にしたい。」と述べました。 意見交換会では、先ず、塗装工事が主たる工事については、「工事の丸投げや中抜き」が生じないよう入札参加要件に総下請次数制限を設けるよう求めました。また、「塗装屋」が受注することで、より高い品質と安全・環境配慮が確保でき、担い手の確保や育成問題の解決に繋げることができると訴えました。
次に「建設キャリアアップシステム(CCUS)」について、事業者登録料や現場利用料、登録書類等の簡素化、建退共とのリンク等の問題・疑問点を列挙して説明するとともに、要望内容について意見交換を行いました。
続いて、本年5月に報道発表された「技術者制度の見直し方針」について、監理技術者の兼任可能な条件等の施策の早期実現を求めました。また、主任技術者の認可について技術力が伴わない不良・不適格者の排除や、高い能力を有する技術者の育成、適正な施工の徹底を重視した技術者制度の見直しを訴えました。
最後に、「総合評価方式の問題点」について、導入の経過や問題点、見直し状況等の説明を求めました。また、発注者の積算誤り等による入札を回避するための「予定価格・調査基準(最低制限)価格の積算内訳書の早期開示」を提案し、意見交換しました。
組合が2025日本国際博覧会協会と意見交換会
大阪府塗装工業協同組合広報委員会は、令和4年10月24日(月)に日本国際博覧会協会と「大阪・関西万博」の開催に向けた新たな取り組みと事業の進捗状況、今後について意見交換を行いました。
万博協会では、新たな事業としてパビリオンの出展や情報・人材活用のためのTEAM EXPO2025(共創チャレンジ・パートナー)、公式キャラクター(ミャクミャク)のライセンスビジネスなど、企業や団体がパートナーとなって「テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に参加できるよう取り組みを進めているとの説明がありました。
その後、交通、物流等インフラ整備の進捗状況やコロナウイルス感染症、災害発生時の危機対応、ドバイ国際博覧会との来場者数や会場規模の比較、財源捻出、今後のパビリオン建設に向けた発注時期や工期、契約情報の公表など、幅広い項目について活発な意見交換、要望、提案が行われました。
「技能グランプリOSAKA」に塗装技能士会から5選手参加
第34回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA、大阪府技能士会連合会等主催)が10月1日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで開催されました。競技は、建築塗装をはじめ、ガラス施工、印章彫刻、フラワー装飾、壁表装、内装(フイルム)仕上げ施工の6つの職種で行われ、塗装の部では、森田一樹(㈱タシロ)、近藤 透(㈱渡辺塗装)、森山由輝(㈱西田塗装店)、田鳥翔太(㈱フロッツワークス)、田中直樹(㈱三木塗装店)の5選手が出場しました。
選手たちは、9時30分から約4時間にわたって課題である①調色(グリーン・ベージュ)、②つや有り合成樹脂エマルションペイント塗装作業、③外装薄塗材E(単層弾性)ローラー仕上げに取組み、培った技を存分に発揮して競い合いました。
「建築塗装技能検定学科試験事前講習会」を実施
大阪府塗装工業協同組合は、「大阪府建築塗装技能検定(国家資格)学科試験」に向けた事前講習会を令和4年8月19日、エル・おおさか(中央区北浜東)にて開催しました。
受講者は1級、2級合わせて79人で、組合の技能委員会委員が講師となって、重要事項や注意点まとめたテキストや過去の問題・解説集により講義を行いました。
午前中は塗装の目的や方法、色彩に関すること、午後は塗料や安全衛生等について学んだ後、模擬テストに挑戦し、重要なポント等の解説を受けました。
学科試験は8月21日(日)に全国一斉に行われ、合格者は9月30日(金)に発表されます。
「サーモグラフィカメラ機器説明会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、令和4年8月19日、エル・おおさか(中央区北浜東)にて、メーカーの協力を得てサーモグラフィカメラ(壁面等漏水検査機器)の性能、取扱い等に関する説明会を開催しました。
マンションや戸建住宅、工場等の塗装塗替え工事に際する外壁、屋上部分の劣化、破損による漏水・浸水等調査は、これまで技能者が目視や打診により行ってきましたが、高所での作業は仮設足場やゴンドラ等の設置が必要となり、費用面や作業の危険性、所要時間など多くの課題があります。
組合では、組合員の技能者の作業時間の短縮や人材不足の解消、危険回避等を図ることを目的として、国の支援制度を活用して、外壁等の劣化破損の状況がリアルタイムで精密に把握することができるサーモグラフィカメラの導入を検討することとしており、現場の状況に対応した機種や、それぞれの性能、特徴等についてメーカーの説明を受け、機種選定等検討を行いました。
「建築塗装技能検定」を実施
本組合は、令和4年7月8日(金)に花博記念公園水の館にて、「建築塗装技能検定(国家試験)」の実技試験を行い、1級、2級合わせて143名が受検しました。
技能検定は、塗装技能の評価を高め、技能者の社会的地位向上を図ることを目的として「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し、国が証明する国家検定制度であり、大阪府職業能力開発協会の委託を受けて実施したものです。
当日は、組合から検定委員、補助者等合わせて約90名を動員して準備にあたり、受検者を含めて1週間の健康状態や当日の検温チェック等感染症対策を徹底して実施しました。
検定試験の実施にあたり、首席検定委員の小掠理事長の冒頭あいさつの後、大内検定委員(組合技能委員会委員長)から実技試験課題と実施要領などが説明され、午前10時から各自の作業エリアに移動して、午後3時まで①つや有り合成樹脂エマルションペイント、②複層模様吹付塗装作業、③スプレーパターン作成作業の各課題に取り組みました。
組合では、8月21日(日)に実施される学科検定試験に向け、8月18日(木)、エル・おおさか(大阪市中央区北浜)において「学科試験事前講習会」を開催する予定です。
万博大阪パビリオン基金に寄付
大阪府塗装工業協同組合(川原理事長)は3月29日(火)、「2025年日本国際博覧会大阪パビリオン等出展事業」に150万円を寄付しました。寄付金は「大阪市2025年日本国際博覧会大阪パビリオン基金」の一部として、パビリオンの施設建設や展示といった出展準備に活用されます。
大阪市中央区の大阪府庁で行われた寄附金贈呈式には、当組合から川原理事長、奴井顧問(大阪府議会議員)、横田専務理事、田中主事が出席し、大阪市側は大阪府・市合同局となる万博推進局の彌園局長、清水出展部長、一市出展課長らが出席しました。
式典では、最初に川原理事長が彌園局長に目録を手渡し、「大阪・関西万博の成功を祈っています。応援していますので頑張ってください」とあいさつしました。彌園局長は川原理事長に大阪市長感謝状を贈り、寄附へのお礼を述べるとともに、「寄附金を有効に活用し、人々に希望を与えるパビリオンにしたい」と話されました。
同基金は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする大阪・関西万博へのパビリオン出展を通じて、ライフサイエンス産業をはじめとする大阪のポテンシャルや多彩な魅力を世界に発信し、大阪の成長・発展につなげていくことを目指して大阪府が21年3月に創設した後、今年1月に大阪府・大阪市万博推進局に移管・一元化されました。
3団体合同の「安全大会」を開催
大阪府塗装工業協同組合(川原貞儀理事長)、日本塗装工業会大阪府支部(松田勝巳 支部長)、大阪府塗装技能士会(松田勝巳会長)の3団体共催による「合同安全大会」が3月3日(木)に大阪市中央区のマイドームおおさかで開催され、36名が参加しました。
冒頭のあいさつで川原理事長は、「新型コロナウイルス変異株による感染症の拡大で十分な活動ができない中、友好団体の協力をいただいて合同の安全大会を開催することができた。安全大会は、多くの皆さんが日頃、直面する課題解決に繋がるものをテーマに設定しており、参加してよかったと実感してもらえることを期待している。」と述べました。
はじめに、(独法)大阪府立環境農林水産総合研究所高井主任研究員から、昨年の夏に組合が協力して実施した「暑さ対策の実証試験」の結果や、情報活用・からだづくり等による熱中症対策について報告がありました。
次に、「経営者が学ぶ従業員(現場管理・総務・営業等)の健康管理」をテーマに、医学 博士で医療労務コンサルタント、大阪働き方改革推進支援・賃金相談センター専門家の林 特定社会保険労務士から、「健康管理面からの労働時間の把握」や「労働災害の認定基準と使用者の責任」等について講演がありました。
続いて、「大阪関西万博の意義~大阪健康パビリオンのめざすもの~」をテーマに、大阪 大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学教授・医学博士で、日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会の森下総合プロデューサーから、万博誘致やテーマ決定等の経緯、大阪 パビリオンで展示される2050年を想定した未来の都市生活での「ミライの病院やミライのヘルスケア」について講演がありました。
最後に、小掠副理事長が講師の方々に謝意を述べるとともに、「まん延防止等重点措置の更なる延長により本格的な経済活動再開が見えづらい状況であるが、引き続き3団体が連携し共同の力で課題解決に取り組んでいきましょう。」と締めくくりのあいさつを行いました。
組合が日本建築仕上材工業会大阪支部と「令和3年度材工懇談会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、令和4年2月24日(木)に日本建築仕上材工業会大阪支部と「令和3年度材工懇談会」を開催しました。
本懇談会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあって3年ぶりの開催となりました。
懇談会は、日本建築仕上材工業会大阪支部印藤支部長、大阪府塗装工業協同組合川端副理事長からあいさつがあり、出席者の紹介の後、協同組合からの要望、質問テーマに答える形式で進行しました。
要望、質問事項は、塗装作業の効率性への工夫や廃材のリサイクル等環境への配慮、断熱性・耐候性に優れた新商品開発、耐火塗料の詳細など21項目にも及び、それぞれの案件について日本建築仕上材工業会大阪支部から一つひとつ丁寧な説明があり、改善できるもの、国の規制や原材料の使用制限、コスト面などで困難なもの、業界内各社の足並みが揃わないなど、忌憚のない活発な意見交換が行われました。
最後に双方から「今後とも互いの立場から意見を出し合って意思疎通を図り、より良い方法、モノをつくり出していきましょう」と発言があり、約2時間に及ぶ意見交換会は終了しました。
「鋼橋塗装技能検定学科試験事前講習会」を実施
大阪府塗装工業協同組合は、「大阪府鋼橋塗装技能検定(国家資格)学科試験」に向けた事前講習会を令和4年2月3~4日の2日間、エル・おおさか(中央区北浜東)にて開催しました。
受講者は1級、2級合わせて18人で、当組合の技能委員会委員が講師となり、重要事項をまとめたテキストや過去の問題・解説集により熱心に講義を行いました。
初日の午前中は、鋼橋の構造や素材と特徴、塗料、午後は塗装の目的や工具、特にスプレー塗装機器の使い方や注意点、塗装時の気温、湿度管理、色彩調色について学び、2日目は塗膜の欠陥と対策、素地調整や安全衛生等について学んだ後、午後から模擬テストに挑戦し、復習を兼ねて重要なポントの解説を受けました。
学科試験は2月6日(日)に全国一斉に行われ、合格者は3月11日(金)に発表されます。
組合が鋼橋塗装技能検定実技試験を実施
大阪府の鋼橋塗装技能検定(国家資格)の実技試験が令和4年1月29日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで実施され、1級35人、2級1人が受検しました。
本技能検定は、塗装技能の評価を高め、塗装技能者の社会的地位の向上を図ることを目的として「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し、国が証明する国家検定制度であり、大阪府職業能力開発協会が実施する鋼橋塗装作業の技能検定実技試験を当組合が受託して行ったものです。
実技検定試験の課題は、①素地調整、②塗料調合、③塗装、④塗膜厚測定で、組合員が検定委員となり採点を行いました。
また、組合では2月6日(日)に実施される学科検定試験に向け、2月3~4日の2日間、エル・おおさか(中央区北浜東)にて「学科試験事前講習会」を開催する予定です。
近畿塗装協同組合連絡協議会エア式静電塗装工法の認定講習会を実施
近畿2府4県の7塗装協同組合で構成する近畿塗装協同組合連絡協議会は、1月29日(土)に大阪府港湾教育訓練センターでエア式静電塗装工法の認定講習会を開催しました。
講習会には、新規2名、更新7名が受講し、午前中に座学、午後から新規申込者を対象に実技の講習を実施しました。
建設業就職希望者に塗装の基礎知識、実習体験講習会を実施
大阪府塗装工業協同組合は、2月2日(火)に大阪府立東大阪高等職業技術専門学校において、建設業に就職を希望する者を対象に、「塗装」に関する基礎知識や実技体験を中心とした講習会を実施しました。
本講習会は、(一財)建設業振興基金が建設労働者育成事業として、専門工事業への新たな入職者の獲得を目的に実施する「建設業入職基礎コース」の一環として行うもので、当組合が「塗装部門」を受け持った。他に、玉掛けや小型移動式クレーン等の技能講習、とび、鉄筋の職種体験、フルハーネス型墜落防止器具特別教育などが設定されています。
「塗装」に関する講習会では、6人が受講。塗装の目的や機能、塗料の種類などの基礎知識を習得するとともに、ローラーによる下地づくりや刷毛の使い方、刷毛目や塗りムラを活かして波型模様を描くなどの実習体験をしました。
参加した受講生の中には、「塗装の仕事は自分に向いているのでは・・・」との感想を述べた人もあり、本事業が塗装業界の抱える人材不足解消の一助となり、入職者が増えるきっかけになればと願うところです。
第5回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2018
組合では平成30年11月30日~12月1日の2日間、花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで開かれる同イベントに協賛出展します。チラシ(PDF)はこちら。
梅南中学校に銘板を贈呈
組合では平成29年2月18日に梅南中学校の校舎の塗装指導を行いましたが、当日の参加生徒全員の名前を書いた記念銘板を3月10日に贈呈しました。
エア式静電塗装工法講習会を開催
当組合が参加する近畿塗装協同組合連絡協議会は平成29年3月4日、大阪府港湾教育訓練センターで、エア式静電塗装工法の認定講習会を開きました。 今回の研修には新規受・更新合わせて13人が参加。講習会のあとの技能照査に全員が合格しました。(写真は吹付け作業の実技講習)
梅南中学校の塗装美化活動に協力
平成29年2月18日、大阪青少年問題協議会と大阪少年補導協会からの依頼を受け、梅南中学校(大阪市西成区、高井利久校長)の塗装美化活動に協力しました。
同校では卒業式で3年生が歩行する渡り廊下を後輩たちがきれいにし、卒業に花を添えることにしたものです。
当日は1、2年生36人が参加。マスカーによる養生から刷毛、ローラーの塗装までを楽しそうにこなしていきました。
鋼橋塗装技能検定を実施
本年度の鋼橋塗装技能検定実技検定試験が平成29年2月11日、大阪府港湾教育訓練センターで実施され、1級21人、2級4人、合計25人が受検しました。 当日は磯部明良首席検定委員があいさつ、落合五雄次席検定委員が検定委員と補佐員を紹介、安田健司検定委員が課題を説明、川端誠之次席検定委員が注意事項を述べたあと試験を開始。▽素地調整▽塗料調合▽塗装▽塗膜厚測定―の順に作業し、検定委員が採点しました。
学科試験は2月5日、全国一斉に行われました。また、組合では2月2、3の2日間、学科試験に向けた講習会を開催しました。 参加者は1級16人、2級4人、合計20人です。なお、今回は初めて他府県の奈良・滋賀からも各1人ずつ参加しました。
塗装4団体共催で新春パーティー
当組合と、大阪塗装協同組合(大槻喜八郎理事長)、日本塗装工業会大阪府支部(松室利幸支部長)、近畿マスチック事業協同組合大阪府支部(中村勝義支部長)の4団体共催による「2017年塗装団体合同新春パーティー」は平成29年1月20日、大阪・ホテル阪急インターナショナルで開かれました。
開会にあたり、主催者を代表して磯部理事長があいさつ。各来賓から祝辞が述べられたあと、昨年、全国建築塗装技能競技大会や大阪府技能競技大会で入賞した技能者を紹介し、北浦年一大阪府建団連会長の音頭で乾杯しました。
大阪天満宮に安全祈願参拝
当組合と日本塗装工業会大阪府支部(松室利幸支部長)は平成29年1月11日午前、大阪市北区の大阪天満宮で、恒例の安全祈願参拝を行いました。
寝屋川市立七中で塗装指導
大阪府塗装技能士会は大阪府技能士会連合会からの要請により平成28年12月2日、大阪府寝屋川市の寝屋川市立第七中学校で「校内美化塗装指導教室」に協力しました。
大阪市技能功労者表彰
大阪市中小企業技能功労者表彰は平成28年11月17日、ザ・ガーデンオリエンタル大阪で開かれ、中小企業技能功労者に阿部亮典氏(鉄電塗装)=写真左、青年優秀技能者に徳重清一氏(ハヤシ)=同右=が選ばれ表彰されました。
大阪府塗装技能士会 ものづくりコレクションに出展
大阪府塗装技能士会(落合五雄会長)は平成28年11月13日、大阪市北区のハービスホールで開かれた「おおさかものづくりコレクション2016」(大阪府職業能力開発協会主催)に出展しました=写真。
同イベントは、身のまわりにある製品の製造技能を広く紹介し、技能の尊重と将来ものづくり産業に携わる人材の裾野の拡大を目的に、毎年開いているものです。
大阪府塗装技能士会では「記念フォトフレーム塗装教室」を開催。定員40人のところ76人が受講するなど、家族連れの来場者から大人気となりました。
堺技能功労者に川原義博氏
堺商工会議所は平成28年10月18日、堺市産業振興センターで平成28年度会員の集いを開き、併せて堺市との共催で優良従業員、功労者、堺技能功労者など137人を表彰しました。塗装業界からは川原義博氏(㈱川原塗装店代表取締役社長)が技能功労者に選ばれました。
技能グランプリOSAKA 塗装の部に5選手参加
第28回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA、大阪府技能士会連合会主催)が平成28年10月1日、大阪府港湾教育訓練センターで開かれました。
塗装の部には、大阪府塗装技能士会(落合五雄会長)が参加。岩谷正之(34歳、麒麟塗装)、江元良幸(33歳、ヒノテック)、大村嚴謙(47歳、石渡康三郎塗装店)、尾﨑賢司(41歳、三木塗装店)、濱田満平(33歳、竹林塗装工業)の5選手が出場、課題A「木目調模様塗装」、課題B「技能士章(マーク)に調色した塗料を配色し刷毛塗りで仕上げる」の2課題に取り組みました。
平成28年度建築塗装技能検定を実施
平成28年度の建築塗装技能検定実技試験が平成28年8月6日、花博記念公園「水の館ホール」で実施されました。受験者は1級175人、2級7人、合計182人でした。
当日は磯部明良主席検定委員(当組合理事長)のあいさつのあと、検定委員の紹介、実技課題の説明があり、午前10時から試験を開始。受験者は午後4時まで▽合成樹脂エマルション系複層塗材塗装作業▽つや有り合成樹脂エマルションペイントならびに合成樹脂エマルションペイント▽スプレーパターン作成作業―の各課題に取り組みました。
「建築・土木技能体験フェア」に参加
大阪府建団連雇用推進研究会(川口敦正会長)と建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連、北浦年一会長)の共催による第3回建築・土木技能体験フェア2016(技フェスタ)が平成28年7月15、16の2日間、大阪・花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで開かれました。
このイベントは、専門工事業の仕事を紹介し、来場者に実際に体験してもらうことで、建設ものづくりの楽しさを伝え、入職促進を図ることが目的です。塗装業界からは大阪府塗装工業協同組合と大阪府塗装技能士会(落合五雄会長)が参加しました。
塗装のブースでは、木製置物台を塗装して完成させる「ウッドペイント体験教室」や、フォトフレームに塗装し、作業中の様子を撮影して持ち帰れる「オリジナル記念フォトフレーム塗装教室」、「珪藻紙の折り鶴教室」を実施しました。
また、2日目には中央メインステージで、松田勝巳氏(松田塗装店)が司会進行役となり、一般参加者が技能者(池本竜也氏、花本政樹氏)とともに木目調塗装仕上げなどを体験しました=写真。
第70回定時総会を開催
大阪府塗装工業協同組合の第70回定時総会は平成28年5月25日、大阪・ホテル阪急インターナショナルで開かれました。
冒頭、磯部理事長は「当組合も来年で70周年を迎えることになり、歴史と伝統ある組合であると実感している。私は一昨年に理事長就任以来、事業を集約し他の塗装団体と共同で行うことを呼びかけてきたが、各団体長からご理解いただいたと確信している。各団体で違いはあっても塗装業界が果たす役割や目的は同じであり、時代の求めに応じて結集していくことが重要である」とあいさつしました。
議事では、平成27年度事業報告・決算、28年度事業計画・予算を承認ました。任期満了による役員改選では、理事26人、監事3人を選任。理事の互選により、磯部明良理事長(磯部塗装)、田伏健一代表理事(鉄電塗装)が再選されたほか、副理事長に竹延信(竹延)、小掠武志(小掠塗装店)、早瀬利典(大阪塗工)、落合五雄(大門塗装工業)、川端誠之(三誠技建工業)の5氏が選任されました。(写真は新役員を代表してあいさつする磯部理事長)
大阪府塗装工業協同組合は、令和6年10月16日(水)に塗料メーカー及び塗料販売店と「塗料と塗装のDX化を考える」をテーマに座談会を開催しました。
座談会には、組合広報委員会の別所副理事長、山口委員長等5名、塗料メーカー4社、塗料販売店3社が参加し、DX推進の取り組み状況や課題等について意見交換を行いました。
各塗料メーカーでは、DX推進の進捗に差はあるものの、社内(営業部門・工場現場・会計部門等)での取引に係る書類のやり取りや在庫管理、会計管理業務は、業務の効率化を図るため、既にシステム化の導入・活用に取り組まれていますが、社外のDX化は特定の塗料販売店との連携のみとなっているようです。
また、一部の塗料メーカーは、施工者(塗装店)等ユーザーが塗料販売店を通じてスマートフォン等でリアルタイムに発注できるよう独自のシステムを構築していますが、システムの周知不足や色・つやなどバリエーションが多彩で現場で活用しづらいことなどもあり伸び悩んでいるのが現状のようです。
課題としては、システムの維持費やシステムダウン時におけるリスク管理、電話、ファクスによる商慣習が根強く、「システムによる完全化」は難しいとの発言がありました。
組合広報委員からは、今後の人手不足に対応するためにはDX推進が不可欠であると訴えるとともに、施工者(塗装店)等ユーザーが塗料メーカーの壁を超えてどこの塗料でも発注・納品できる「共通プラットホーム」の構築や、保証書の発行、塗料の出荷証明への押印等業務の改善・合理化について問題提起しました。
「システムの共通プラットホーム構想」は、既に日本塗料商業組合の若手組合員組織で検討している旨の発言があり、本座談会においても継続して開催し、「それぞれの立場から意見を出し合って意思疎通を図り、より良い方法をつくり出していきましょう。」との発言があり、1時間半に及ぶ意見交換会を終了しました。
◇ ◇ ◇
※DX(Digital Transformation)とは
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することです。
(写真:座談会風景)
組合広報委員会が「これ知っとく展2024」を取材
組合広報委員会は、令和6年10月17日(木)に大阪市中央区の大阪産業創造館で開催された第17回高機能塗料・塗料商材展示会展示会「これ知っとく展2024」を取材しました。
展示会は日本塗料商業組合近畿ブロックが主催するもので、23社の出展企業が環境配慮形材料や機能性材料、新開発・新商品などが出展されています。
本展示会は平成20年から始まり、当初は出展者である販売事業者の研修等社員育成の場としての位置付けであったが、現在は出展企業と近畿ブロック組合員との需要創造、PR,情報交流の場となって成長・発展しています。
展示会場には、毎回、2百数十社を超える来場者で賑わい、新たなビジネスマッチングを創出する機会となっており、関係者にとって注目の展示会となっています。
(写真:取材の様子)
「技能グランプリOSAKA」に塗装技能士会から5選手参加
第36回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA、大阪府技能士会連合会主催)が9月28日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで開催されました。
競技は、建築塗装をはじめ、広告美術仕上げ、ガラス施工、印章彫刻、フラワー装飾、畳製作、表装(壁装)、内装仕上げ施工(化粧フイルム)の8つの職種で行われ、塗装の部では、堀雄二(三誠技建工業㈱)、武井星治(㈱ハーテック)、川西望夢(㈱オンテックス)、藤瀬敏明(㈱大装)、木村修也(㈱三木塗装店)の5選手が出場しました。
選手たちは、9時35分から約6時間にわたって課題である①調色(グリーン・ベージュ)、②つや有り合成樹脂エマルションペイント塗装、③額縁仕上げ(可とう形改修用仕上塗材ローラー塗り)に取り組み、日頃、培った「技」を存分に発揮して競い合いました。
なお、年内に開催される「大阪府職業能力開発促進大会」において、選手に知事賞等が授与されます。
(写真:第36回大阪府技能競技大会の様子)
大阪府塗装工業協同組合が「建築塗装技能検定」を実施
大阪府塗装工業協同組合は、令和6年7月12日(金)に花博記念公園・水の館にて、「建築塗装技能検定」の実技試験を行いました。受検者は、1級、2級合わせて146名で、日頃の塗装作業を通じて培った技能を発揮し試験に挑みました。
技能検定は、塗装の技能と技能者の社会的地位向上を図ることを目的として、一定の基準に基づく技能を検定し、国が証明する国家検定制度であり、組合が大阪府職業能力開発協会の委託を受けて実施しています。
当日は、首席検定委員小掠武志理事長の冒頭あいさつの後、大内晋一検定委員(組合技能委員会委員長)等が実技試験の課題と注意事項を説明し、午前10時から各自の作業エリアに移動して、午後3時20分まで各課題に取り組みました。
課題は、①合成樹脂エマルション系複層塗材塗装作業、②つや有合成樹脂エマルションペイント並びに合成樹脂エマルションペイント塗装作業、③スプレーパターン作成作業の3つで、53名の検定委員が吹付け塗り作業におけるノズルの選択や圧力調整、刷毛やローラーの扱い方、塗膜、調色の状況や作業態度、作業時間等について採点を行いました。
組合では、8月18日(日)に実施される学科検定試験に向け、8月8日(木)にマイドームおおさか(大阪市中央区本町橋)において「学科試験事前講習会」を開催する予定です。
(写真:実技検定試験風景)
大阪府塗装工業協同組合総会を開催
大阪府塗装工業協同組合(小掠武志理事長)は、5月28日(火)に大阪市北区のホテル阪急インターナショナルにおいて、「第78回定時総会」を開催しました。
冒頭のあいさつに立った小掠理事長は、「歴史と伝統ある組合の運営に携わり、組織の影響力と存在の大きさを改めて実感ている」と2年を振り返るとともに、業界を取り巻く環境は人材不足や資材価格の上昇による価格転嫁への対応等厳しい状況にあるが、組合員企業が持続的に成長、発展を遂げていくためには、組合組織の原点である相互扶助の精神に立ち返り、共同で課題解決に取り組むことが重要である」と述べました。
総会では、令和5年度の事業、決算報告に関する審議・承認の後、令和6年度の重点施策として需要開発の取り組みや、建築・鋼橋塗装技能検定、社会貢献活動、人材確保、組合・業界の魅力発信等取り組み強化などの議案が審議され、可決承認されました。
引き続き、任期満了に伴う役員選任について原案どおり承認され、直後に開催された第1回理事会において、小掠理事長、田伏代表理事が選任されました。また、新たな副理事長6名が選任されました。
この後、退任役員、及び組合共同経済事業の貢献者に対する感謝状贈呈式があり、小掠理事長から5名の役員、15名の組合員企業等に感謝状と記念品が贈られました。また、「組合員事業所優秀従業員表彰」が行われ、小掠理事長から5名の技能者に表彰状と記念品が贈られ、総会は終了しました。
総会終了後に、大阪府塗装工業協同組合、一般社団法人日本塗装工業会大阪府支部、株式会社大阪塗装会館、大阪塗装技能士会による「4団体合同懇親会」が開催され、行政機関、塗装関係団体、塗料メーカー、関係企業、報道各社等約100名が参加し盛会裡に終了しました。
(写真:合同懇親会)
大阪府塗装工業協同組合が石川県に義援金を贈呈
大阪府塗装工業協同組合(小掠理事長)は、3月6日(火)に石川県知事に対し「能登半島地震災害義援金」100万円を贈呈しました。
組合は1月25日に開催した役員会において、本年1月1日に発生した能登地方を震源とする地震で被災された方々の支援と、地域の一日も早い復旧・復興を願って組会員から義援金を募ることを決めました。
義援金については、2月末までに49社の組合員から応募があり、3月6日(火)に大阪市北区の石川県大阪事務所で贈呈式を行いました。贈呈式では、組合から小掠理事長、松田副理事長(日塗装大阪府支部支部長)が出席し、石川県大阪事務所 山下幸則所長に目録を手渡し、「地震で犠牲になられました方々に謹んでお悔み申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。多くの方々が避難生活を余儀なくされている中、一日も早い復興を願っています。お役立てください」と述べました。
(写真:義援金を贈呈)
匠が教える「ものづくり教室(西淀中学校)」に塗装技能士会が参加
大阪府塗装技能士会は、一般社団法人大阪府技能士会連合会が大阪府の受託事業として令和6年2月13日(火)に大阪市立西淀中学校で開催した「ものづくり教室」に参加しました。
ものづくり教室には、塗装をはじめ印章、タイル、フラワー装飾、洋服など8つの技能士会、約60名が参加し、塗装技能士会は「黒板塗装体験教室」を実施しました。
「黒板塗装体験教室」には同中学校生徒(1年生)18名が参加し、ローラーによる塗装体験や装飾用 テープを使ったフレームづくりに挑戦して伝言板を制作した。また、テキストを使って塗装の目的や工 具、色の見え方や効果など色彩の基本等について楽しく学んだ。
(写真:ものづくり教室の様子)
鋼橋塗装技能検定学科試験対策講習会を開催
大阪府塗装工業協同組合は、2月2日建団連会館において、鋼橋塗装技能検定学科試験の対策講習会を開催し、1級の受験者22名が参加しました。(学科試験は2月4日大阪商業大学にて実施)
講習会は、田中副理事長が冒頭挨拶及び講習の進め方について説明した後、当組合の技能委員会委員が講師になり、重要なポイントを取りまとめた「テキスト」等を使用して講義を行いました。
受講者は、(1)鋼橋の構造と部材名称、素材と特徴、塗料、(2)塗装、塗装管理、塗装系(新設・塗替塗装系)、(3)鋼橋と色彩、(4)塗料及び塗膜の欠陥と対策、素地調整、塗料・塗膜の試験方法、安全・衛生、足場、防護について熱心に受講しました。
講習会では、最後に模擬試験を行い、解答と解説、質疑応答の後、松田副理事長が挨拶をして閉校しました。
(写真は講習会の様子)
組合が鋼橋塗装技能検定実技試験を実施
大阪府塗装工業協同組合は、大阪府職業能力開発協会から委託を受けて、令和6年1月27日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで「鋼橋塗装技能検定(国家資格)実技試験」を実施しました。
本技能検定は、塗装技能の評価と塗装技能者の社会的地位の向上を図るため、「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し国が証明する国家検定制度で、将来の業界を担う若手技能者32名が「検定試験1級」に挑戦しました。
実技検定試験の課題は、①素地調整、②塗料調合、③塗装、④塗膜厚測定の4つの作業で、28名の組合員が検定委員となり採点を行いました。
なお、本実技試験と2月4日(日)に実施される学科試験で基準点を獲得した者が合格者となり、発表は3月8日(金)の予定です。
(写真:鋼橋塗装技能検定実技試験)
「近畿地方整備局との意見交換会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、11月15日(月)に大阪市北区の大阪塗料ビル会議室において、近畿地方整備局との意見交換会を開催しました。
冒頭あいさつで小掠理事長は、意見交換会の機会を設けていただいたことに感謝を述べるとともに、組合員から寄せられた業界の現状や課題について、本音のところも含めて率直なご意見を頂戴し、実効ある意見交換会にしたいと述べました。
意見交換会では、先ず、塗装工事が主たる工事については、工事の丸投げや中抜きが生じないよう、総下請次数制限を設けるなどの入札参加要件の見直しを求めました。次に、「建設キャリアアップシステム(CCUS)」について、システム活用状況や自治体の取り組み状況、ゼネコンやそれ以外の事業者の登録や技能者の登録状況、建退共とのデータ連携の進捗状況等課題に関する意見交換を行いました。
続いて、発注者の積算や設計図書に誤りがある事実を訴えるとともに、「誤りによる積算ミスの連鎖」を防ぐため、予定価格・調査基準(最低制限)価格の積算内訳書の早期開示を要望しました。
要望事項に関する質疑応答の後、受注機会の増や塗装技能者の処遇改善、担い手確保策、建退共退職金額の見直し、マイナンバーの活用によるデータ連携の是非、技能者の賃金事情、総合建設事業者への一括発注問題、一人親方の今後、建設業の展望、働き方改革(週休制、日給月給制)の諸課題、中央建設業審議会、及び基本問題小委員会における検討、とりまとめ状況等について活発な意見交換が行われました。
(写真:地方整備局との意見交換会)
「3団体合同安全大会」を開催
11月20日(月)に、大阪府塗装工業協同組合(小掠理事長)、日本塗装工業会大阪府支部(松田支部長)、大阪府塗装技能士会(川端会長)の3団体共催による「合同安全大会」が大阪市中央区のマイドームおおさかで開催され、36名が参加しました。
冒頭のあいさつで小掠理事長は、友好団体の協力をいただいて合同の安全大会を開催することができた。大会は、多くの組合員経営者が日頃、直面する課題や業界を取り巻く環境変化、法規制への対応などをテーマに実施しており、参加してよかったと実感してもらえることを期待している。」と述べました。
大会では、2つのテーマが設定され、先ず、大阪働き方改革推進支援賃金推進センタ―副センター長(中小企業診断士・社会保険労務士)の昼間康裕氏から、「建設業における2024年問題」をテーマに、時間外労働の規制概要や兼業・副業における労働時間の管理等について講演がありました。
次に、大阪外国人材採用支援センター専門家の鈴木睦美氏から、「外国人材の基礎知識~成功の第一歩と制度解説」をテーマに、特定技能者等の在留資格や受入れ手続き・注意点等について講演がありました。
続いて、昨年度に国の働き方改革関連助成金制度を活用して購入した「壁面等漏水検査機器サーモグラフィカメラ」について、組合員の利活用を促進するため、松田副理事長は会場にカメラと水を含ませた木材を持ち込み、温度の違いが可視化されて画像となるようすを説明するとともに、現場でのカメラの使用感や利便性等について詳しく説明されました。
大会終了後のアンケート結果について、いずれも講演内容が分かりやすかったと回答しており、働き方改革関連では、国の支援について他社の取り組み事例の紹介やホームページ等による助成金の紹介、相談窓口、専門家の派遣等の要望が多くありました。また、外国人材雇用関連では、「外国人材採用支援センター」の専門化相談を希望する組合員が数社あった他、更に受けたいサービスとして、人材の募集方法や採用の試験・面接・基準、トラブルの実例・解決方法、企業や社員の体験談、定着・育成方法などが多くありました。
(写真:3団体合同安全大会)
組合広報委員会が2025年日本国際博覧会協会と意見交換会
組合広報委員会は、令和5年10月23日(月)に日本国際博覧会協会と「大阪・関西万博」の開催に向けた関係工事や、テーマ実現に向けた取り組み事業の進捗等について意見交換を行いました。
まず、博覧会協会からテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とサブテーマの3つのLives(いのちを救う、いのちに力を与える、いのちをつなぐ)の実現に向けた取り組みや、公式参加国、機関の状況、パビリオンの配置等会場レイアウトや工事の進捗状況、未来社会ショーケース事業などについて説明がありました。
その後、交通、物流等インフラ整備の進捗状況やパビリオン等会場建設費用、現場作業者の環境や資材等の移送手段、税負担の縮小、暑さ対策や愛知博覧会との比較など、幅広い分野について活発な意見交換が行われました。更に、組合として「大阪・関西万博」の機運醸成に向け、ポスターやグッズの配布等広報活動に協力することをお約束しました。
(写真:工事風景)
組合広報委員会が「これ知っとく展2023」を取材
組合広報委員会は、令和5年11月1日(水)に大阪市中央区の大阪産業創造館で開催された「これ知っとく展2023」を取材しました。
展示会は、日本塗料商業組合近畿ブロックが主催するもので、23社が環境配慮形材料や機能性材料、新開発・新商品などを出展しました。
また、新たな取り組みとして、IT技術を活用しZOOM参加のアバターが展示会ブースを回り、遠隔地から各ブース担当者と商談ができるスタイルの展示会や、生成AI体験コーナーが設置されました。
日本塗料商業組合 大江近畿ブロック長は、平成20年から始めた展示会は、出展者である販売事業者の研修等社員育成の場としての位置付けであったが、現在は出展企業と近畿ブロック組合員との需要創造、PR,情報交流の場となって成長・発展している。
展示会場は、毎回、2百数十社を超える来場者で賑わい、新たなビジネスマッチングを創出する機会としてとらえられるなど年々好評となっており、今後、更に集客数の増に向け展示会の周知・PRに取り組んでいきたいと述べられました。
(写真:取材の様子)
「技能グランプリOSAKA」に塗装技能士会から5選手参加
第35回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA、大阪府技能士会連合会主催)が9月30日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで開催されました。
競技は、建築塗装をはじめ、ガラス施工、印章彫刻、フラワー装飾、表装(壁装)、内装仕上げ施工(化粧フイルム)の6つの職種で行われ、塗装の部では、清水翔太(日之出塗装工業㈱)、西口嘉織(㈱ハーテック)、鈴木翔平(㈱石渡康三郎塗装店)、大塚将司(㈱タシロ)、善利智行(㈱三木塗装店)の5選手が出場しました。
選手たちは、9時20分から約6時間にわたって課題である①調色(グリーン・ベージュ)、②つや有り合成樹脂エマルションペイント塗装、③額縁仕上げ(厚膜型シックイ仕上塗材 横引模様仕上げに取り組み、日頃、培った「技」を存分に発揮して競い合いました。
なお、11月に開催される「大阪府職業能力開発促進大会」において、選手に知事賞等が授与されます。
(写真:第35回大阪府技能競技大会の様子)
「建築塗装技能検定」を実施
組合は、令和5年7月7日(金)に花博記念公園水の館にて、「建築塗装技能検定(国家試験)」の実技試験を行いました。受検者は、1級、2級合わせて165名で、日頃の塗装作業を通じて培った技能を発揮して試験に挑みました。
技能検定は、塗装技能の評価を高め、技能者の社会的地位向上を図ることを目的として「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し国が証明する国家検定制度であり、組合が大阪府職業能力開発協会の委託を受けて実施したものです。
当日は、首席検定委員小掠武志理事長の冒頭あいさつの後、大内晋一検定委員(組合技能委員会委員長)等から実技試験の課題と注意事項などが説明され、午前10時から各自の作業エリアに移動して、午後3時まで①合成樹脂エマルション系複層塗材塗装作業、②つや有合成樹脂エマルションペイント並びに合成樹脂エマルションペイント塗装作業、③スプレーパターン作成作業の各課題に取り組みました。
組合では、8月20日(日)に実施される学科検定試験に向け、8月18日(金)にエル・おおさ か(大阪市中央区北浜)において「学科試験事前講習会」を開催する予定です。
(写真:技能検定の様子)
堺市立泉ヶ丘東中学校に銘板を贈呈
大阪府塗装工業協同組合は令和5年3月4日(土)に堺市立泉ヶ丘東中学校(櫻井校長)の校舎の塗装指導を行いました。
当日の参加生徒(24名)全員のお名前を書いた記念銘板を3月22日に川端副理事長と事務局が同校に持参し、贈呈しました。
(写真:銘板を贈呈)
組合が堺市立泉ヶ丘東中学校で塗装指導
大阪府塗装工業協同組合は令和5年3月4日(土)、堺市立泉ヶ丘東中学校校舎の美化塗装指導を行いました。
美化塗装作業は、卒業を間近に控えた3年生が思い出の深い校舎・廊下をきれいにし、後輩たちに大切に使ってもらおうと企画したもので、組合が大阪青少年環境問題協議会を通じて、泉ヶ丘東中学校(櫻井出校長)から要請を受けて実施しました。
当日は、生徒24名が午前9時に集合し、6つの班に分かれて校舎3階と新棟3階廊下の壁や手すりなどの塗装塗替えを行うこととなり、小掠理事長をはじめ技能委員会委員の10名と大阪塗料商業協同組合や大塚刷毛製造㈱の協力を得て指導を行いました。
塗装作業終了後には、参加した生徒から「塗装のプロに親切に教えてもらって楽しかった。」「きれいになり、貴重な経験ができた。」などの感想が述べられました。
美化塗装終了時には、組合から全生徒に記念品の贈呈を行うとともに、後日、参加した生徒の名前を記した「記念銘板」が贈られることとなりました。
(写真:塗装指導の様子)
組合が鋼橋塗装技能検定実技試験を実施
大阪府塗装工業協同組合は、大阪府職業能力開発協会から委託を受けて、令和5年2月11日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで「鋼橋塗装技能検定(国家資格)実技試験」を実施しました。
本技能検定は、塗装技能の評価を高め、塗装技能者の社会的地位の向上を図るため、「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し、国が証明する国家検定制度で、42名の受検者が1級の検定試験に挑戦しました。
実技検定試験の課題は、①素地調整、②塗料調合、③塗装、④塗膜厚測定の4つの作業で、25名の組合員が検定委員となり採点を行いました。
なお、合格者は本実技試験と2月5日(日)に実施された学科試験で基準点を獲得した者となり、合格発表は3月10日(金)の予定です。
(写真:鋼橋塗装技能検定実技試験)
「鋼橋塗装技能検定学科受検対策講習会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、2月3日にエル大阪(大阪市中央区)において、鋼橋塗装技能検定に向けた学科試験の事前講習会を開催し、1級の受験者27人が受講しました。
講習会は、田中宏和副理事長の冒頭あいさつ後、当組合の技能委員会委員が講師となり、重要なポイントをとりまとめた「テキスト」を使用して講義を行いました。
受講者は、▽鋼橋の構造と部材名称、素材と特徴、塗料▽塗装、塗装管理、新設・塗替塗装系▽塗料および塗膜の欠陥と対策、素地調整、塗料・塗膜の試験方法、安全・衛生、足場・防護等について熱心に受講しました。
講習会では、最後に模擬テストを行い、解答と解説、質疑応答の後、川端誠之副理事長があいさつをして閉講しました。学科試験は2月5日大阪商業大学で実施されます。
(写真:講習会の様子)
「近畿地方整備局との意見交換会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、11月9日(水)に大阪市中央区の建団連会館において、近畿地方整備局との意見交換会を開催しました。
冒頭あいさつで小掠理事長は、意見交換会を設けていただいたことに感謝を述べるとともに「組合員から寄せられた4つのテーマについて、業界の現状や課題を認識していただき、率直なご意見を頂戴して、実効ある意見交換会にしたい。」と述べました。 意見交換会では、先ず、塗装工事が主たる工事については、「工事の丸投げや中抜き」が生じないよう入札参加要件に総下請次数制限を設けるよう求めました。また、「塗装屋」が受注することで、より高い品質と安全・環境配慮が確保でき、担い手の確保や育成問題の解決に繋げることができると訴えました。
次に「建設キャリアアップシステム(CCUS)」について、事業者登録料や現場利用料、登録書類等の簡素化、建退共とのリンク等の問題・疑問点を列挙して説明するとともに、要望内容について意見交換を行いました。
続いて、本年5月に報道発表された「技術者制度の見直し方針」について、監理技術者の兼任可能な条件等の施策の早期実現を求めました。また、主任技術者の認可について技術力が伴わない不良・不適格者の排除や、高い能力を有する技術者の育成、適正な施工の徹底を重視した技術者制度の見直しを訴えました。
最後に、「総合評価方式の問題点」について、導入の経過や問題点、見直し状況等の説明を求めました。また、発注者の積算誤り等による入札を回避するための「予定価格・調査基準(最低制限)価格の積算内訳書の早期開示」を提案し、意見交換しました。
(写真:近畿地方整備局との意見交換会)
組合が2025日本国際博覧会協会と意見交換会
大阪府塗装工業協同組合広報委員会は、令和4年10月24日(月)に日本国際博覧会協会と「大阪・関西万博」の開催に向けた新たな取り組みと事業の進捗状況、今後について意見交換を行いました。
万博協会では、新たな事業としてパビリオンの出展や情報・人材活用のためのTEAM EXPO2025(共創チャレンジ・パートナー)、公式キャラクター(ミャクミャク)のライセンスビジネスなど、企業や団体がパートナーとなって「テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に参加できるよう取り組みを進めているとの説明がありました。
その後、交通、物流等インフラ整備の進捗状況やコロナウイルス感染症、災害発生時の危機対応、ドバイ国際博覧会との来場者数や会場規模の比較、財源捻出、今後のパビリオン建設に向けた発注時期や工期、契約情報の公表など、幅広い項目について活発な意見交換、要望、提案が行われました。
「技能グランプリOSAKA」に塗装技能士会から5選手参加
第34回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA、大阪府技能士会連合会等主催)が10月1日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで開催されました。競技は、建築塗装をはじめ、ガラス施工、印章彫刻、フラワー装飾、壁表装、内装(フイルム)仕上げ施工の6つの職種で行われ、塗装の部では、森田一樹(㈱タシロ)、近藤 透(㈱渡辺塗装)、森山由輝(㈱西田塗装店)、田鳥翔太(㈱フロッツワークス)、田中直樹(㈱三木塗装店)の5選手が出場しました。
選手たちは、9時30分から約4時間にわたって課題である①調色(グリーン・ベージュ)、②つや有り合成樹脂エマルションペイント塗装作業、③外装薄塗材E(単層弾性)ローラー仕上げに取組み、培った技を存分に発揮して競い合いました。
(写真:技能グランプリOSAKA)
「建築塗装技能検定学科試験事前講習会」を実施
大阪府塗装工業協同組合は、「大阪府建築塗装技能検定(国家資格)学科試験」に向けた事前講習会を令和4年8月19日、エル・おおさか(中央区北浜東)にて開催しました。
受講者は1級、2級合わせて79人で、組合の技能委員会委員が講師となって、重要事項や注意点まとめたテキストや過去の問題・解説集により講義を行いました。
午前中は塗装の目的や方法、色彩に関すること、午後は塗料や安全衛生等について学んだ後、模擬テストに挑戦し、重要なポント等の解説を受けました。
学科試験は8月21日(日)に全国一斉に行われ、合格者は9月30日(金)に発表されます。
(写真:建築塗装技能検定学科試験事前講習会)
「サーモグラフィカメラ機器説明会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、令和4年8月19日、エル・おおさか(中央区北浜東)にて、メーカーの協力を得てサーモグラフィカメラ(壁面等漏水検査機器)の性能、取扱い等に関する説明会を開催しました。
マンションや戸建住宅、工場等の塗装塗替え工事に際する外壁、屋上部分の劣化、破損による漏水・浸水等調査は、これまで技能者が目視や打診により行ってきましたが、高所での作業は仮設足場やゴンドラ等の設置が必要となり、費用面や作業の危険性、所要時間など多くの課題があります。
組合では、組合員の技能者の作業時間の短縮や人材不足の解消、危険回避等を図ることを目的として、国の支援制度を活用して、外壁等の劣化破損の状況がリアルタイムで精密に把握することができるサーモグラフィカメラの導入を検討することとしており、現場の状況に対応した機種や、それぞれの性能、特徴等についてメーカーの説明を受け、機種選定等検討を行いました。
(写真:サーモグラフィカメラ機器説明会)
「建築塗装技能検定」を実施
本組合は、令和4年7月8日(金)に花博記念公園水の館にて、「建築塗装技能検定(国家試験)」の実技試験を行い、1級、2級合わせて143名が受検しました。
技能検定は、塗装技能の評価を高め、技能者の社会的地位向上を図ることを目的として「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し、国が証明する国家検定制度であり、大阪府職業能力開発協会の委託を受けて実施したものです。
当日は、組合から検定委員、補助者等合わせて約90名を動員して準備にあたり、受検者を含めて1週間の健康状態や当日の検温チェック等感染症対策を徹底して実施しました。
検定試験の実施にあたり、首席検定委員の小掠理事長の冒頭あいさつの後、大内検定委員(組合技能委員会委員長)から実技試験課題と実施要領などが説明され、午前10時から各自の作業エリアに移動して、午後3時まで①つや有り合成樹脂エマルションペイント、②複層模様吹付塗装作業、③スプレーパターン作成作業の各課題に取り組みました。
組合では、8月21日(日)に実施される学科検定試験に向け、8月18日(木)、エル・おおさか(大阪市中央区北浜)において「学科試験事前講習会」を開催する予定です。
(写真:建築塗装技能検定)
万博大阪パビリオン基金に寄付
大阪府塗装工業協同組合(川原理事長)は3月29日(火)、「2025年日本国際博覧会大阪パビリオン等出展事業」に150万円を寄付しました。寄付金は「大阪市2025年日本国際博覧会大阪パビリオン基金」の一部として、パビリオンの施設建設や展示といった出展準備に活用されます。
大阪市中央区の大阪府庁で行われた寄附金贈呈式には、当組合から川原理事長、奴井顧問(大阪府議会議員)、横田専務理事、田中主事が出席し、大阪市側は大阪府・市合同局となる万博推進局の彌園局長、清水出展部長、一市出展課長らが出席しました。
式典では、最初に川原理事長が彌園局長に目録を手渡し、「大阪・関西万博の成功を祈っています。応援していますので頑張ってください」とあいさつしました。彌園局長は川原理事長に大阪市長感謝状を贈り、寄附へのお礼を述べるとともに、「寄附金を有効に活用し、人々に希望を与えるパビリオンにしたい」と話されました。
同基金は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする大阪・関西万博へのパビリオン出展を通じて、ライフサイエンス産業をはじめとする大阪のポテンシャルや多彩な魅力を世界に発信し、大阪の成長・発展につなげていくことを目指して大阪府が21年3月に創設した後、今年1月に大阪府・大阪市万博推進局に移管・一元化されました。
(写真:寄附金贈呈式)
3団体合同の「安全大会」を開催
大阪府塗装工業協同組合(川原貞儀理事長)、日本塗装工業会大阪府支部(松田勝巳 支部長)、大阪府塗装技能士会(松田勝巳会長)の3団体共催による「合同安全大会」が3月3日(木)に大阪市中央区のマイドームおおさかで開催され、36名が参加しました。
冒頭のあいさつで川原理事長は、「新型コロナウイルス変異株による感染症の拡大で十分な活動ができない中、友好団体の協力をいただいて合同の安全大会を開催することができた。安全大会は、多くの皆さんが日頃、直面する課題解決に繋がるものをテーマに設定しており、参加してよかったと実感してもらえることを期待している。」と述べました。
はじめに、(独法)大阪府立環境農林水産総合研究所高井主任研究員から、昨年の夏に組合が協力して実施した「暑さ対策の実証試験」の結果や、情報活用・からだづくり等による熱中症対策について報告がありました。
次に、「経営者が学ぶ従業員(現場管理・総務・営業等)の健康管理」をテーマに、医学 博士で医療労務コンサルタント、大阪働き方改革推進支援・賃金相談センター専門家の林 特定社会保険労務士から、「健康管理面からの労働時間の把握」や「労働災害の認定基準と使用者の責任」等について講演がありました。
続いて、「大阪関西万博の意義~大阪健康パビリオンのめざすもの~」をテーマに、大阪 大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学教授・医学博士で、日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会の森下総合プロデューサーから、万博誘致やテーマ決定等の経緯、大阪 パビリオンで展示される2050年を想定した未来の都市生活での「ミライの病院やミライのヘルスケア」について講演がありました。
最後に、小掠副理事長が講師の方々に謝意を述べるとともに、「まん延防止等重点措置の更なる延長により本格的な経済活動再開が見えづらい状況であるが、引き続き3団体が連携し共同の力で課題解決に取り組んでいきましょう。」と締めくくりのあいさつを行いました。
(写真:安全大会)
組合が日本建築仕上材工業会大阪支部と「令和3年度材工懇談会」を開催
大阪府塗装工業協同組合は、令和4年2月24日(木)に日本建築仕上材工業会大阪支部と「令和3年度材工懇談会」を開催しました。
本懇談会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあって3年ぶりの開催となりました。
懇談会は、日本建築仕上材工業会大阪支部印藤支部長、大阪府塗装工業協同組合川端副理事長からあいさつがあり、出席者の紹介の後、協同組合からの要望、質問テーマに答える形式で進行しました。
要望、質問事項は、塗装作業の効率性への工夫や廃材のリサイクル等環境への配慮、断熱性・耐候性に優れた新商品開発、耐火塗料の詳細など21項目にも及び、それぞれの案件について日本建築仕上材工業会大阪支部から一つひとつ丁寧な説明があり、改善できるもの、国の規制や原材料の使用制限、コスト面などで困難なもの、業界内各社の足並みが揃わないなど、忌憚のない活発な意見交換が行われました。
最後に双方から「今後とも互いの立場から意見を出し合って意思疎通を図り、より良い方法、モノをつくり出していきましょう」と発言があり、約2時間に及ぶ意見交換会は終了しました。
(写真:材工懇談会)
「鋼橋塗装技能検定学科試験事前講習会」を実施
大阪府塗装工業協同組合は、「大阪府鋼橋塗装技能検定(国家資格)学科試験」に向けた事前講習会を令和4年2月3~4日の2日間、エル・おおさか(中央区北浜東)にて開催しました。
受講者は1級、2級合わせて18人で、当組合の技能委員会委員が講師となり、重要事項をまとめたテキストや過去の問題・解説集により熱心に講義を行いました。
初日の午前中は、鋼橋の構造や素材と特徴、塗料、午後は塗装の目的や工具、特にスプレー塗装機器の使い方や注意点、塗装時の気温、湿度管理、色彩調色について学び、2日目は塗膜の欠陥と対策、素地調整や安全衛生等について学んだ後、午後から模擬テストに挑戦し、復習を兼ねて重要なポントの解説を受けました。
学科試験は2月6日(日)に全国一斉に行われ、合格者は3月11日(金)に発表されます。
(写真:事前講習会)
組合が鋼橋塗装技能検定実技試験を実施
大阪府の鋼橋塗装技能検定(国家資格)の実技試験が令和4年1月29日(土)に大阪府港湾教育訓練センターで実施され、1級35人、2級1人が受検しました。
本技能検定は、塗装技能の評価を高め、塗装技能者の社会的地位の向上を図ることを目的として「塗装に関する技能」を一定の基準により検定し、国が証明する国家検定制度であり、大阪府職業能力開発協会が実施する鋼橋塗装作業の技能検定実技試験を当組合が受託して行ったものです。
実技検定試験の課題は、①素地調整、②塗料調合、③塗装、④塗膜厚測定で、組合員が検定委員となり採点を行いました。
また、組合では2月6日(日)に実施される学科検定試験に向け、2月3~4日の2日間、エル・おおさか(中央区北浜東)にて「学科試験事前講習会」を開催する予定です。
(写真:実技試験の様子)
近畿塗装協同組合連絡協議会エア式静電塗装工法の認定講習会を実施
近畿2府4県の7塗装協同組合で構成する近畿塗装協同組合連絡協議会は、1月29日(土)に大阪府港湾教育訓練センターでエア式静電塗装工法の認定講習会を開催しました。
講習会には、新規2名、更新7名が受講し、午前中に座学、午後から新規申込者を対象に実技の講習を実施しました。
(写真:上は座学、下は実技講習の様子)
建設業就職希望者に塗装の基礎知識、実習体験講習会を実施
大阪府塗装工業協同組合は、2月2日(火)に大阪府立東大阪高等職業技術専門学校において、建設業に就職を希望する者を対象に、「塗装」に関する基礎知識や実技体験を中心とした講習会を実施しました。
本講習会は、(一財)建設業振興基金が建設労働者育成事業として、専門工事業への新たな入職者の獲得を目的に実施する「建設業入職基礎コース」の一環として行うもので、当組合が「塗装部門」を受け持った。他に、玉掛けや小型移動式クレーン等の技能講習、とび、鉄筋の職種体験、フルハーネス型墜落防止器具特別教育などが設定されています。
「塗装」に関する講習会では、6人が受講。塗装の目的や機能、塗料の種類などの基礎知識を習得するとともに、ローラーによる下地づくりや刷毛の使い方、刷毛目や塗りムラを活かして波型模様を描くなどの実習体験をしました。
参加した受講生の中には、「塗装の仕事は自分に向いているのでは・・・」との感想を述べた人もあり、本事業が塗装業界の抱える人材不足解消の一助となり、入職者が増えるきっかけになればと願うところです。
(写真:実習風景)
第5回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2018
組合では平成30年11月30日~12月1日の2日間、花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで開かれる同イベントに協賛出展します。チラシ(PDF)はこちら。
梅南中学校に銘板を贈呈
組合では平成29年2月18日に梅南中学校の校舎の塗装指導を行いましたが、当日の参加生徒全員の名前を書いた記念銘板を3月10日に贈呈しました。
エア式静電塗装工法講習会を開催
当組合が参加する近畿塗装協同組合連絡協議会は平成29年3月4日、大阪府港湾教育訓練センターで、エア式静電塗装工法の認定講習会を開きました。 今回の研修には新規受・更新合わせて13人が参加。講習会のあとの技能照査に全員が合格しました。(写真は吹付け作業の実技講習)
梅南中学校の塗装美化活動に協力
平成29年2月18日、大阪青少年問題協議会と大阪少年補導協会からの依頼を受け、梅南中学校(大阪市西成区、高井利久校長)の塗装美化活動に協力しました。
同校では卒業式で3年生が歩行する渡り廊下を後輩たちがきれいにし、卒業に花を添えることにしたものです。
当日は1、2年生36人が参加。マスカーによる養生から刷毛、ローラーの塗装までを楽しそうにこなしていきました。
鋼橋塗装技能検定を実施
本年度の鋼橋塗装技能検定実技検定試験が平成29年2月11日、大阪府港湾教育訓練センターで実施され、1級21人、2級4人、合計25人が受検しました。 当日は磯部明良首席検定委員があいさつ、落合五雄次席検定委員が検定委員と補佐員を紹介、安田健司検定委員が課題を説明、川端誠之次席検定委員が注意事項を述べたあと試験を開始。▽素地調整▽塗料調合▽塗装▽塗膜厚測定―の順に作業し、検定委員が採点しました。
学科試験は2月5日、全国一斉に行われました。また、組合では2月2、3の2日間、学科試験に向けた講習会を開催しました。 参加者は1級16人、2級4人、合計20人です。なお、今回は初めて他府県の奈良・滋賀からも各1人ずつ参加しました。
塗装4団体共催で新春パーティー
当組合と、大阪塗装協同組合(大槻喜八郎理事長)、日本塗装工業会大阪府支部(松室利幸支部長)、近畿マスチック事業協同組合大阪府支部(中村勝義支部長)の4団体共催による「2017年塗装団体合同新春パーティー」は平成29年1月20日、大阪・ホテル阪急インターナショナルで開かれました。
開会にあたり、主催者を代表して磯部理事長があいさつ。各来賓から祝辞が述べられたあと、昨年、全国建築塗装技能競技大会や大阪府技能競技大会で入賞した技能者を紹介し、北浦年一大阪府建団連会長の音頭で乾杯しました。
大阪天満宮に安全祈願参拝
当組合と日本塗装工業会大阪府支部(松室利幸支部長)は平成29年1月11日午前、大阪市北区の大阪天満宮で、恒例の安全祈願参拝を行いました。
寝屋川市立七中で塗装指導
大阪府塗装技能士会は大阪府技能士会連合会からの要請により平成28年12月2日、大阪府寝屋川市の寝屋川市立第七中学校で「校内美化塗装指導教室」に協力しました。
大阪市技能功労者表彰
大阪市中小企業技能功労者表彰は平成28年11月17日、ザ・ガーデンオリエンタル大阪で開かれ、中小企業技能功労者に阿部亮典氏(鉄電塗装)=写真左、青年優秀技能者に徳重清一氏(ハヤシ)=同右=が選ばれ表彰されました。
大阪府塗装技能士会 ものづくりコレクションに出展
大阪府塗装技能士会(落合五雄会長)は平成28年11月13日、大阪市北区のハービスホールで開かれた「おおさかものづくりコレクション2016」(大阪府職業能力開発協会主催)に出展しました=写真。
同イベントは、身のまわりにある製品の製造技能を広く紹介し、技能の尊重と将来ものづくり産業に携わる人材の裾野の拡大を目的に、毎年開いているものです。
大阪府塗装技能士会では「記念フォトフレーム塗装教室」を開催。定員40人のところ76人が受講するなど、家族連れの来場者から大人気となりました。
堺技能功労者に川原義博氏
堺商工会議所は平成28年10月18日、堺市産業振興センターで平成28年度会員の集いを開き、併せて堺市との共催で優良従業員、功労者、堺技能功労者など137人を表彰しました。塗装業界からは川原義博氏(㈱川原塗装店代表取締役社長)が技能功労者に選ばれました。
技能グランプリOSAKA 塗装の部に5選手参加
第28回大阪府技能競技大会(技能グランプリOSAKA、大阪府技能士会連合会主催)が平成28年10月1日、大阪府港湾教育訓練センターで開かれました。
塗装の部には、大阪府塗装技能士会(落合五雄会長)が参加。岩谷正之(34歳、麒麟塗装)、江元良幸(33歳、ヒノテック)、大村嚴謙(47歳、石渡康三郎塗装店)、尾﨑賢司(41歳、三木塗装店)、濱田満平(33歳、竹林塗装工業)の5選手が出場、課題A「木目調模様塗装」、課題B「技能士章(マーク)に調色した塗料を配色し刷毛塗りで仕上げる」の2課題に取り組みました。
平成28年度建築塗装技能検定を実施
平成28年度の建築塗装技能検定実技試験が平成28年8月6日、花博記念公園「水の館ホール」で実施されました。受験者は1級175人、2級7人、合計182人でした。
当日は磯部明良主席検定委員(当組合理事長)のあいさつのあと、検定委員の紹介、実技課題の説明があり、午前10時から試験を開始。受験者は午後4時まで▽合成樹脂エマルション系複層塗材塗装作業▽つや有り合成樹脂エマルションペイントならびに合成樹脂エマルションペイント▽スプレーパターン作成作業―の各課題に取り組みました。
「建築・土木技能体験フェア」に参加
大阪府建団連雇用推進研究会(川口敦正会長)と建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連、北浦年一会長)の共催による第3回建築・土木技能体験フェア2016(技フェスタ)が平成28年7月15、16の2日間、大阪・花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで開かれました。
このイベントは、専門工事業の仕事を紹介し、来場者に実際に体験してもらうことで、建設ものづくりの楽しさを伝え、入職促進を図ることが目的です。塗装業界からは大阪府塗装工業協同組合と大阪府塗装技能士会(落合五雄会長)が参加しました。
塗装のブースでは、木製置物台を塗装して完成させる「ウッドペイント体験教室」や、フォトフレームに塗装し、作業中の様子を撮影して持ち帰れる「オリジナル記念フォトフレーム塗装教室」、「珪藻紙の折り鶴教室」を実施しました。
また、2日目には中央メインステージで、松田勝巳氏(松田塗装店)が司会進行役となり、一般参加者が技能者(池本竜也氏、花本政樹氏)とともに木目調塗装仕上げなどを体験しました=写真。
第70回定時総会を開催
大阪府塗装工業協同組合の第70回定時総会は平成28年5月25日、大阪・ホテル阪急インターナショナルで開かれました。
冒頭、磯部理事長は「当組合も来年で70周年を迎えることになり、歴史と伝統ある組合であると実感している。私は一昨年に理事長就任以来、事業を集約し他の塗装団体と共同で行うことを呼びかけてきたが、各団体長からご理解いただいたと確信している。各団体で違いはあっても塗装業界が果たす役割や目的は同じであり、時代の求めに応じて結集していくことが重要である」とあいさつしました。
議事では、平成27年度事業報告・決算、28年度事業計画・予算を承認ました。任期満了による役員改選では、理事26人、監事3人を選任。理事の互選により、磯部明良理事長(磯部塗装)、田伏健一代表理事(鉄電塗装)が再選されたほか、副理事長に竹延信(竹延)、小掠武志(小掠塗装店)、早瀬利典(大阪塗工)、落合五雄(大門塗装工業)、川端誠之(三誠技建工業)の5氏が選任されました。(写真は新役員を代表してあいさつする磯部理事長)